「羅城門 悠(らじょうもん ゆう)」は格闘家の父に育てられた生粋の格闘少年である。父の再婚相手である義母には優しく育てられ、義母の娘である義姉の「羅城門 閼伽禰(らじょうもん あかね)」には一人前の男になるようにと厳しく育てられていた。ゆうは色々と複雑な家庭環境ながらも、幸せな日々を送っていた。ある日ゆうが帰宅すると、まだ支度中であろう夕飯が残されているのを目撃した。母が忽然と姿を消していたのだった。台所には一通の置手紙が残されていた。手紙にはこう書かれていた。「羅城門 悠 へ お前の母親は預かった。 返して欲しくば、街外れの五重塔まで来られたし。 闇の組織 MISS A」ゆうは誘拐された母を救うため、闇の組織の待つ五重塔へと向かうのであった……